BENCH2016
ご購入の際の注意点
ご注文をいただいてから、1台ずつ生産しております。
品番 | BENCH 1800 BENCH 1200 |
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仕様 | ホワイトバーチ合板(フィンランド産) ワックス仕上・アジャスター付 |
サイズ | 1800W × 450D × 380H 1200W × 450D × 380H |
重量 | 約20キロ・14キロ |
納期 | 約1ヶ月〜2ヶ月。 |
図面・3D | 図面・3Dのダウンロードはこちら |
備考 |
特注サイズやオプション加工に対応できます。 お気軽にお問い合わせください。 |
デザイン坂本一成
製作工場株式会社 イノウエインダストリィズ
台のようなもの。シンプルなベンチ、もしくはテーブル。
なんでもない台のようなベンチを作りました。
建築家の坂本一成さんが手がけた住宅や自邸に収められた、非常にシンプルな作り付けの棚や食器棚が、愛着を持って何十年も使われ続けているその表情を見て、aemonoは、人の生活と共にこういう経年変化をしていくものを作りたいと思い、坂本さんのもとへ相談に伺ったのが事の始まりです。建築家が物件のためにひとつふたつ特別に作る家具も、今の時代なら少しずつ作って売ることができるのではないかという提案をし、坂本さんから「ありうる」と返事をいただきました。まずは一番シンプルなものからと、東工大蔵前会館の設計などに合わせて製作されたベンチを作ることにしました。当時は合板に化粧として突板などを貼る加工が施されていたベンチですが、デザインの細部や表情は変えることなく、時代性を踏まえ、素材は合板だけでもっとシンプルな作りに。シンプルだからこそディテールが重要で、合板は素材同士を接合する精度の高さが、仕上がりの美しさに如実に表れます。「BENCH 2016」の製作を行うイノウエインダストリイズは、合板の特徴を熟知した職人が働く工場。 日常に寄り添い、長く愛用されるであろうさりげないこのベンチは、東京・杉並区高円寺の住宅街の小さな工場で丁寧に作られています。
部材の接合個所の精度が非常に高いベンチとなっております。 そのため、モノとしての抽象度が高く、美術館や図書館などの深い思索をともなう場所に無理なく溶け込みます。
地域活性化、観光振興、情報発信のための施設では、夕日や朝日を眺めるためのベンチとして。
一般の家庭では、高さを低く作り、リビングのセンターテーブルとして。(写真左)
子供用のベンチとして。(写真右)
学校では廊下の柱にぴったりとあわせて。
素材であるホワイトバーチ合板はフィンランド産。地元では貨物用トラックの荷台に使われているほどの耐久性。計画植林により生産された白樺を使用して作られています。
塗装はオスモウッドワックス。天然素材で作られているため子供が舐めても安心です。
どんな場所にも無理なく馴染みますので、お話をうかがい、ピッタリのサイズをご提案できます。
デザインは「なんでもない美しさ」を作りだす建築家・坂本一成。東京工業大学で長く建築意匠の研究を行い教育者でもあります。
製作は、合板の特徴を熟知し箱物の特注家具を得意とする株式会社イノウエインダストリィズ。
東京都杉並区高円寺にあります。
家具もつくり手から使い手へと受け渡される過程や関係性を知り、同じ価値観や ことばを共有しながら選んでいただけたら。という思いで開発をしました。自分にぴったりの上質な普段着を選ぶ ように、ちょうどいいサイズを選んでいただけましたら嬉しいです。
商品開発プロセス
これまでの開発プロセスは、以下ブログでご覧いただけます。
【BENCH2016ブログ】台のようなもの。シンプルなベンチ、もしくはテーブル。
メディア掲載実績
共感してくださったメディアにも多数掲載されました。以下ブログでご覧いただけます。
【メディア掲載実績】
BENCH2016をご購入の皆さまへ
お使いの様子を撮影したスナップ写真をお送りいただけませんか。
ブログやSNS・WEBサイトに掲載させてください。
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ひとつひとつ違うサイズのBENCH2016が、どんな日常の一部となるのか製作者一同、楽しみにしております。
一緒に「台のようなもの」を色々に使い「日常の詩学」を楽しむコミュニティを育てていただけますと嬉しいです。