OVERRIDE PA
ご購入の際の注意点
- 1回につき6台ずつ生産しております。
- 在庫がない場合はおおよそ2ヶ月お待ちいただく場合があります。
- 天板トップに使われているメラミンは、産業廃棄物を使用しております。
そのため、貼り合わせの位置が商品により一つ一つ異なります。
- テーブルの組み立ては、お客さまにてお願い致します。
- ジョイントパーツと締め込み金具は同梱致します。
- 別途組み立て作業も承ります。お気軽にお問い合わせください。
品番 | OVERRIDE PA B1600-M OVERRIDE PA W1600-M OVERRIDE PA B1400-M OVERRIDE PA W1400-M |
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仕様 |
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サイズ | 1600W × 800D × 720H 1400W × 800D × 720H |
納期 | 在庫がある場合は約2週間。在庫がない場合は約2ヶ月。 |
図面 | 図面・3Dのダウンロードはこちら |
備考 |
ご注文数が6台以上の場合は、特注サイズやオプション加工に対応できます。 オプション例
など お気軽にお問い合わせください。 |
デザイン藤森泰司
素材提供株式会社モノファクトリー
製作工場有限会社ハルナ工芸・株式会社アリギス・
日本パーカライジング株式会社
新たな価値を伴い日常に戻す。産業廃棄物で作ったテーブル。
普段の生活では隠れて見えなくなっている素材を、魅力的な主役として浮上させました。
その素材とは、キッチンや家具の面材を作る際に下地として使われるパーティクルボードです。キッチンや家具などを製造する工程で、それらの端材がやむを得ず生まれてしまい、活用方法が見つからず廃棄されていました。この素材を用いて作られるテーブルは、群馬県で産業廃棄物を素材として流通させる株式会社モノファクトリーの資材提供に始まり、木工や金物加工そしてメッキ処理なども同じ県内の工場や職人達の連携プレーで完成します。
産業廃棄物も、決められた用途から解放した視点で眺めてみると、また別の“素材”として浮かび上がってきます。このテーブルは、そうした“素材”が潜在的に持つ魅力を、端材をきれいに接続する工夫や、丁寧に磨き上げるといった“手間をかける”ことにより引き上げ、新たな価値を伴い私達の日常に戻ってくる。そんなモノの在り方を目指してデザインしました。モノの価値に対するひとつの提案です。
その時々に廃棄される端材を使っているため、一つ一つの商品に個体差があります。
これ以上、そぎ落とす構成部材はないほどに「プレーンなテーブル」ですので、使用している素材のそれぞれの質感が際立ちます。
テーブルのスタンダードサイズは160cmと140cm。ふたりでの食卓には140cm、4人での食卓には160cmはいかがでしょうか。色は、白と黒の2種類あります。
産業廃棄物として排出されたパーティクルボード。
素材の提供者でありOVERRIDEの販売元は、産業廃棄物の次の使い方を創造する株式会社モノファクトリー。
群馬県前橋市と東京都品川区のショールームには、元廃棄物だったたくさんの素材が、そのままの姿で展示されています。
デザインは、家具という道具を社会的な視点から真摯に考察し設計する家具デザイナーの藤森泰司。
(写真右。左は担当スタッフの石井翔)
天板の製作は、丁寧な木工・塗装・磨きで家具を製作する有限会社ハルナ工芸。前橋市に隣接する榛東村にあります。
現在、天板のみの販売も検討おります。
弊社SOLOのオープンスペースでは、壁へ取付し、窓際デスクとして使っています。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
脚部の製作は、最新の板金設備を持ちながらも、熟練した職人の手作業も継承する株式会社アリギス。群馬県前橋市にあります。
脚部のメッキ仕上は、建築物〜小さなパーツまで様々な金属に表面処理を施す日本パーカライジング株式会社・前橋工場。
家具もつくり手から使い手へと受け渡される過程や関係性を知り、同じ価値観やことばを共有しながら選んでいただけたら。という思いで開発しました。自分の手で作り出せる新しい価値を想像しながら、このテーブルを使っていただけますと嬉しいです。
商品開発プロセス
これまでの開発プロセスは、以下ブログでご覧いただけます。
【OVERRIDEブログ】新たな価値を伴い日常に戻す。産業廃棄物で作ったワークテーブル。
メディア掲載実績
共感してくださったメディアにも多数掲載されました。以下ブログでご覧いただけます。
【メディア掲載実績】
OVERRRIDEをご購入の皆さまへ
お使いの様子を撮影したスナップ写真をお送りいただけませんか。
ブログやSNS・WEBサイトに掲載させてください。
お問い合わせはこちら
ひとつひとつ表情の違うOVERRIDEが、どんな風景の一部となるのか製作者一同、楽しみにしております。
一緒に「産業廃棄物の次の使い方を創造する」コミュニティを育てていただけますと嬉しいです。